特別陳列《達磨寺の美術》

1765号      1769号


京都発大龍堂:通巻1767号


特別陳列
《達磨寺の美術》

日時:平成15年9月2日(火)〜10月5日(日)
9:30〜17:00
休館日:毎週月曜日
毎週金曜日:19:00(入館は18:30)
(但し9月15日(月)は開館、9月16日(火)は休館)

場所:奈良国立博物館
〒630-8213 奈良県登大路町50(奈良公園内)
TEL:0742-22-7771
FAX:0742-22-3331

観覧料金:
一般420円(210円)
高校・大学生130円( 70円)
※小・中学生は無料
※特別陳列、親と子のギャラリーは
平常展料金でご覧いただけます。
※( )内は20名以上の団体料金

主催:奈良国立博物館
達磨寺は奈良盆地の西部、奈良県北葛城郡王寺町に所在しています。王寺町は聖徳太子の建てた法隆寺のある斑鳩町に隣接しており、達磨寺の縁起にも聖徳太子が重要な役割を演じています。片岡山に遊行した聖徳太子が出会った飢者が実は達磨大師の化身であり、飢者を葬った塚(達磨塚)の上に仏堂を建立したのが当寺の草創であるというのです。
達磨寺の本堂は実際に古墳(達磨寺三号墳)、すなわち塚の上に立地しており、平安時代の末にはこの塚上に三重塔に似た廟があったようです。鎌倉時代には禅宗寺院となったらしく(いまも臨済宗南禅寺派に属する)、十四世紀初頭には禅宗の進出に危機感をつのらせた興福寺によって破壊されますが、まもなく再興をとげます。その後戦国時代にも兵火にあいますが、近世初頭に再び復興されています。
達磨寺には千手観音・達磨大師・聖徳太子のいずれもほぼ等身大の三躯の尊像(うち二躯が重要文化財)が本尊として安置されています。このたび同寺の本堂が新たに建立されるにともない、これらの尊像を当館にお預かりいたしました。また達磨寺にはこれ以外にも、やはり重要文化財の仏涅槃図など、優れた文化財が伝わっています。
今回、三躯のご本尊が当館に寄寓されたのを機会に、これら達磨寺伝来の美術をご紹介いたします。
<出陳品>
重文 木造聖徳太子坐像 鎌倉時代(建治3年・1277)
  木造千手観音坐像 室町時代
重文 木造達磨大師坐像 鎌倉時代(永享2年・1430)
重文 絹本著色仏涅槃図 平安時代
  絹本著色十六善神像 室町時代
  絹本著色観音菩薩像 室町時代
  備前大甕 室町時代
  青磁香炉 元〜明時代
<同時併設>
親と子のギャラリー
《弥勒如来にささげる》
_お経のタイムカプセル_
※平常展料金でご覧いただけます。