横尾 by ヨコオ_描くことの悦楽−イメージの遍歴と再生_

1700号      1704号


京都発大龍堂:通巻1702号


《横尾 by ヨコオ》
_描くことの悦楽−イメージの遍歴と再生_

日時:
2003年7月8日(火)〜年8月17日(日)
9:30〜17:00(入館は16:30)     
金曜日は9:30〜20:00(入館は19:30)
休館日:毎週月曜日
(ただし、7/21は開館、7/22は休館)

場所:
京都国立近代美術館(岡崎公園内)
〒6068344 京都市左京区岡崎円勝寺町  
TEL:075-761-4111

観覧料:
一般830円(560円)
大学生450円(250円 )
高校生250円(130円)
中・小生無料
( )団体は,20名以上

主催:京都国立近代美術館
横尾忠則(1936年生)は1960年代から今日まで、ポスター、イラストレーション、版画、ブックデザイン、絵画、写真、ヴィデオや執筆活動など様々な表現メディアを駆使しながら、常に斬新で刺激的なイメージを創造してきました。古典から現代まで、大衆文化から精神世界までを射程に入れた領域横断的なその活動は、高度成長の時代から今日まで絶えず私たちを魅了し、世代を越えた幅広い共感を集め続けてきました。まぎれもなく横尾忠則は、その時々において最も先鋭的な同時代の表現者であり続け、横尾が創るイメージは各時代のヴィジョンや私たちの夢を映し出してきたスクリーンのようでさえありきす。
横尾忠則の創作活動については、しばしば、「様々な文化と歴史上のそれぞれの時代から得るインスピレーションを敏感に吸収し、一見すると異質で相容れない要素を結合させ、調和的な新しいリアリティを創造する」と語られます。では、横尾忠則が生み出す無尽蔵とも思えるイメージはどこから生まれてくるのでしようか?
今回の展覧会では、私たちが素直に横尾忠則の創り出してきたイメージを愉しむという視点で、この秘密に迫っていきます。
横尾忠則が少年期に、芝居絵や雑誌の挿絵に感動し「宮本武蔵」や「日本武尊」などの模写に熱中していたことはよく知られています。何よりも描くことを愉しみ、様々な対象からひらめいたイメ−ジを吸収し、その輝きが消えないうちに描き起こしていくという横尾忠則の創作態度は、少年の頃から現在まで一貫して持続されています。
京都国立近代美術館と横尾忠則が数年をかけて構想を温めてきた今回の展覧会では、作者と美術館側が対話を重ねながら、過去に制作された膨大な作品の中から軸となる幾つかのイメージの流れを見つけ、私たちが作品の間をさまよいながらそのイメージの連鎖を辿って行きます。また、作者自身がこれらのイメージ群から新たなインスピレーションを得て、27点の新作が制作されます。そして総点数216点の作品で構成される今回の展覧会は、奔放に繰り広げられふ横尾忠則の作品世界を私たちが直截に愉しむ展覧会であると同時に、作者自身が(現在)という視点から自作を再解釈し、自分の作品に新たな意味を発見していくプロセスとして提示されます。横尾の過去と現在が複雑に入り組む本展は、横尾忠則のイメージ世界を探るアトラスであると同時に、私たちが広く共有するヨコオ・タダノリ
というイメージについて、作者とその作品を見続けてきた私たちが共同で創り上げる、きわめて対話的な作家論となることでしょう。私たちは今回の展覧会で、横尾忠則という傑出したイメージ・メーカーの創造の原点を探ると同時に、彼が提示するイメージを必要とした私たちの時代についても考えていくつもりです。
[京都国立近代美術館]
<記念講演会>
平成15年8月3日(日)午後1時30分から午後3時まで
講師:横尾忠則 氏
会場:京都国立近代美術館 1階講堂
演題:「未定」
聴講料:無料
定員:先着100名
※当日午後12時00分より整理券を発行します。
<関連イベント>
スーパー狂言『王様と恐竜』
場所:京都国立近代美術館 1階ロビー
日時:2003年8月5日(火)、受付開始 午後3時から
一部・「茂山千之丞氏と横尾忠則氏によるトーク」午後5時30分から
二部・「スーパー狂言『王様と恐竜』」午後6時から午後7時10分
定員:300名
前売料金:2,500円
(「横尾 by ヨコオ :描くことの悦楽−イメージの遍歴と再生」展 招待券を進呈します。)
<前売券発売場所>
京都国立近代美術館、チケットぴあ(Pコード=486-551)、ファミリーマート