外村まゆみ展・Grounded Mosaic-大地の入れ墨-

1662号      1667号


京都発大龍堂:通巻1664号









《外村まゆみ展》
Grounded Mosaic
-大地の入れ墨-

会期:2003年7月7日(月)〜7月13日(日)
1:00〜19:00

会場:画廊橋本工務点
(橋本健二建築設計事務所)
[(株)橋本工務店作業所内]

〒5670031
大阪府茨木市春日3-13-9
TEL:072-623-6767


展覧会に行けなかった方はどうぞ
古代ローマ以来、イタリアをはじめ地中海沿岸で受け継がれてきたモザイク。神話をモチーフとしたり、その時代を象徴する絵柄であった大理石のモザイクは千年の時を経てもなお、当時の神殿や宮殿を趣きあるものにしています。
1990年、イタリアへ渡ったことがきっかけで、モザイクと出会い、ビザンティン時代の教会が多く残るラヴェンナという町で、古典的なモザイクの技法を学ぶことになりました。帰国後、西洋では伝統的な美術にもかかわらず、日本ではまだ馴染みの少ない分野だと気づき、モザイクを続けることを決心しました。床から天井に至るまで建築物と一体となっていることや、それだけにとどまらない特異性に魅力を感じています。
その後、モザイク制作のほかに様々な創作活動を行うなかで、単に建築物の装飾としてだけでなく、その枠を超え独自な表現を追求した「Grounded Mosaic」−「地に埋もれる半永久的なモザイク−という概念にたどりつきました。それは、あたかも大地の入れ墨のように、魂を刻みこむ地上の美を意味するものです。大空を飛ぶ鳥たちのように、大地を眺め、悠々と時間を刻みたいと思うのです。
今回の展覧会場は、小学校の木造校舎として使われていた建物で行ないます。長い階段、天井の高い二階、そこに入りこむ夏の西日をうけて、その空間にはめこまれた石のモザイク。そして、砂や砂利という大地と親和する素材がつくりあげる瞬時な造形から、美の入れ墨を感じていただければ嬉しく思います。
[外村まゆみ]
 
<外村まゆみプロフィール>
京都精華大学美術学部立体造形科卒業
CISIM モザイク課程修了(Ravenna,Italy)

■Exhibitions
1997 「Sound of Steps 」松栄堂 Lisn (京都)
2001 「古家まるごとアート」Gallery Cornice (京都)
2001 「ReWeave 」愛染倉(京都)

所在地

(JR茨木駅西出口から春日商店街をぬけ左へ 保健医療センターの左2軒隣)