キョート*ダンメンロシュツ

1629号      1637号


京都発大龍堂:通巻1635号

私利私欲に浮かれ、バブル経済がはじけた社会。京都・日本の町並みの現状はこれである。この「ダンメンロシュツ」を生かすも殺すも我々の意識いかんである。町並みが壊れ、自然が喘いでいる。今こそ「建築人」の新しいムーブメント、社会貢献が必要なときである。もう考えている時ではない。実践こそ「建築人」の使命である。[yy]
《キョート*ダンメンロシュツ》
ちょっと変わった“方向”から京都町屋を眺めたホームページをつくりました。
京都に事務所を構えてから、町屋が解体されてできる切断面に興味をもって、デジカメに撮りためています。その形やテクスチャーのパッチーワークも面白いし、きちんとした通り側と投げやりな切断面側のギャップも京都の本音が見えるようで興味深いです。
塚本由晴氏風にON/OFFで説明すると"京の町並み"に関する項目が通り側は“all ON”で切断面側“all OFF”といったところでしょうか。そのあたりをホームページにまとめてみました。
いわゆる町並みや伝統というベクトルで町屋を評価している方々には不快な内容かもしれませんが、現に起こっていることではあるので直視しなければなりません。そしてそれが持っている意味と可能性/不可能性を考えてる中から見えてくることもあると思います。是非ご覧ください。また忌憚ないご意見をお待ちしています。[吉永健一]
吉永建築デザインスタジオ
吉永健一(Ken-ichi Yoshinaga)
lv1k-ysng@asahi-net.or.jp