策あり!都市再生_第一線建築設計者からの30の提言_

1168号      1173号


京都発大龍堂:メール マガジン通巻1170号 

今後の「建築」のあり方を共に考えよう!
建築家たちよ!立ちあがれ!


《策あり!都市再生》
_第一線建築設計者からの30の提言_

著者:馬場璋造+建築戦略研究会
編集:日経アーキテクチュア
発行:日経BP社
定価:本体価格1,800円+税
 四六判200p
4-8222-0446-4

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建築は工事の結果できる物ではない。知恵から生まれる夢の結晶だ。21世紀は都市の時代である。不況の今こそ建築には夢がある。評論の長老と未来の大器たちが語る建築戦略には全身を奮い立たす魅力がある。[堺屋太一]
新聞を読むと毎日のように都市再生という文字が目に付く。景気対策という近視眼的な見方ではなく、都市から失われた多くのものを取り戻すとともに、新しい都市の姿を描くための具体的な施策が呼び起こされることを期待したい。同時に、街づくりの最前線に立つ者として、大胆な処方箋を社会に示す好機ともとらえたい。[馬場璋三]
かつて「建築家」が政治に携わったことがあっただろうか。今こそ寡黙の建築家達よ社会に問おうではないか。建築は単に紙と鉛筆から生まれるものではない。それは建築家達が培った莫大な英知と思想そして熱情から生まれるものである。そのことを是非クライアントに判って欲しい。建築家達に貧困を与えては都市、建築はよくならないのである。
最近、巷の噂の粋を脱しないが、某建築家が知事や市長にと言うことが囁かれている。頼もしい限りである。ぜひ救世主を期待したい。(yy)
机上の都市再生論はいらない。――日本を代表する建設会社14社の第一線で活躍する建築設計者が、今までの大規模設計体験と実際の利用者としての立場をもとに、独自の視点で都市の活性化に向けた熱い30のメッセージ。官庁や研究所、評論家ではない実現性の高いプランを提言します。建築戦略研究会のメンバーは、建築情報システム研究所の馬場璋造氏を代表として、石本設計事務所、大林組、鹿島建設、久米設計、佐藤総合計画、清水建設、大成建設、竹中工務店、戸田建設、日建設計、日本設計、松田平田設計、安井建築設計事務所、山下設計の14社が参加しています。
<目次>
・はじめに
・都市に快適に住む
・都市空間に磨きをかける
・地方都市をよみがえらす
・ストック時代の建築を再考する
・街並みの質を支える
・おわりに