建築家 林雅子 1928-2001_Hayashi Masako architect_

1164号    1168号


京都発大龍堂:メール マガジン通巻1166号  2021年10月7日

『建築家 林雅子』
-1928-2001-

_Hayashi Masako architect_
編集発行:新建築社
定価:(本体19,000円+税)
判型:295×295 391p
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「建築家 林雅子」展 
林雅子(1928-2001)は、日本を代表する女性建築家のパイオニアである。北海道に生まれ、1951年に日本女子大学生活芸術科住居専攻の第1期生として卒業後、東京工業大学清家清研究室で5年間過ごし設計の実務を学んだ。
1958年、女性3人で設計事務所「林・山田・中原設計同人」を設立。当時、男性の世界とされた建築界で、自らの努力で新たな道を切り拓いていった。林雅子の40余年に及ぶ活動は、多くの住宅作品と、いくつかの公共建築からなる。日本建築の伝統を受け継ぎながら、形式にこだわらず、現代の技術とデザインを駆使して、確かな骨格と大胆なデザイン、緻密で創造力に溢れた細部を特徴とする。1981年、女性として最初の日本建築学会作品賞を受賞し、1985年には米国建築家協会から名誉会員に推挙された。設計活動の傍ら、日本女子大学、東京大学、東京工業大学、東京電機大学などで設計指導にあたり、あとに続く者たちへの力強い道標となった。
本書は、1951年の「Oさんのすまい」からはじまり主要75作品を平面図、断面図とともに紹介している。
[関連図書]
新・空間の骨格林雅子のディテール 2 林雅子のディテール空間の骨格
現代建築家・林雅子
現代日本建築家全集22