HP内の目次へ・検索もできます! 『近代出版研究 創刊号』-日本近代書誌学、近代出版史成立を志す研究誌の創刊号-

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2022年4月25日
『近代出版研究 創刊号』-日本近代書誌学、近代出版史成立を志す研究誌の創刊号-『近代出版研究 創刊号』
-日本近代書誌学、近代出版史成立を
志す研究誌の創刊号-

著:近代出版研究所
発行:皓星社
定価:2,200円
(本体2,000円+税)A5・288p
978-4-7744-0762-3
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「いまだ近代の書物についての知識の格納場所はない」という問題意識のもと、「日本の近代書籍についての小さい問題の登録所」として年刊研究誌『近代出版研究』を創刊します!
創刊号の寄稿者には、明治初期出版研究の泰斗である稲岡勝(元都留文科大学教授)、図書館学の田村俊作(慶應義塾大学名誉教授)、鈴木宏宗(国立国会図書館)、西洋書誌学の安形麻理(慶應義塾大学教授)、武者小路信和(元大東文化大学文学部准教授)、民俗学の大月隆寛、菊地暁(岩波新書『民俗学入門』著者)といった研究者に加え、ベストセラー『独学大全』著者である読書猿や、出版流通史家の戸家誠、弊社刊『古本マニア採集帖』に登場した書物蔵、神保町のオタ、松ア貴之、下平尾直といった在野研究者・出版人も名を連ね、ユニークな執筆陣が揃いました!
[目次]
巻頭言 小さい問題の登録 小林昌樹
研究座談会 明治期に活躍した出版社の近代性とは何か
 ――稲岡勝を囲んで 稲岡勝・小林昌樹・森洋介・河原努・藤巻修一・晴山生菜・楠本夏菜
「立ち読み」の歴史――それは明治二十年代日本の「雑誌屋」で始まった 小林昌樹
来たるべき独学書史のためのプログラム 読書猿
古本の記憶 大月隆寛
“ハガキ職人系”民俗学者の奔放――宝塚文芸図書館員・辰井隆について分かったこと 菊地暁
奥付と消費税――書籍の消費税総額表示を契機に考えたこと 下平尾直
日記のすき間から掘り出す近代日本出版史 神保町のオタ
西洋初期近代における出版と読者を探るために 安形麻理
田中一貞の人柄と図書館論(前) 田村俊作
新聞濫読のすすめ 松ア貴之
明治10年代「図書館」は「書籍館」に何故取って代ったか
 ――「図書」の語誌に見る意味変化と東京図書館における「館種」概念の芽生え 鈴木宏宗
「幽霊版」(版数とばし)は大正初期に始まった?――フル本はルフ本 書物蔵
戸家誠著作リスト(令和四年一月現在) 戸家誠
楫取群馬県令と金港堂の『修身説約』出版 稲岡勝
書評『日本人物レファレンス事典 図書館・出版・ジャーナリズム篇』 鈴木宏宗
資料復刻 The biblio kids!――1990 年代前半の西洋書誌学通信紙 武者小路信和



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