『定点観測 新型コロナウイルスと私たちの社会 2021年前半』-忘却させない。風化させない。-
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2021年9月28日 | |||||
![]() 私たちの社会 2021年前半』 -忘却させない。風化させない。- 著:森達也 発行:論創社 定価:2,200円 (本体2,000円+税)四六・340p 978-4-864513722 ![]() ![]() |
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Go Toトラベルが昨年末に中止され、一〇日後には全国の感染者数が過去最多の七八六三人となる。 水際対策が遅れた結果、全国の感染源は変異株に移行。 経済重視と五輪開催ありきで進み、後手に回るコロナ対策。 日本のコロナ禍は、いつ終息を迎えるのだろうか……。 本企画では、コロナ禍の社会を定点観測する。シリーズの第三弾となる本書では、二〇二一年の上半期が観測の対象となる。 |
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[目次] 第三弾の刊行によせて 森達也 [医療]変異株の蔓延とワクチン接種の遅れ 斎藤環 [貧困]貧困の現場から見えてきたもの 3 雨宮処凛 [ジェンダー]コロナ禍とジェンター 3 上野千鶴子 [メディア]危機の時代のジャーナリズム 大治朋子 [労働]コロナ禍の労働現場 3 今野晴貴 [文学・論壇]コロナと五輪と戦争のアナロジー 斎藤美奈子 [ネット社会]職場で一人の女性が死んだ CDB [日本社会]コロナ禍中脱力ニュース(2021年前半) 辛酸なめ子 [日本社会]続々・アベノマスク論 武田砂鉄 [哲学]コロナ禍と哲学 3 仲正昌樹 [教育]子どもと学生の生きづらさ 前川喜平 [アメリカ]新型コロナ日記 イン アメリカ 3 町山智浩 [経済]まだまだ進むコロナショックドクトリン 松尾匡 [東アジア]コロナ禍と東アジア(ポスト)冷戦 3 丸川哲史 [日本社会]甘ったるくてポエジーで楽観的な未来への視点を修正する 森達也 [ヘイト・差別]コロナ禍のヘイトを考える 2 安田浩一 [おまけ]論創社のコロナ日記 谷川茂 「新型コロナウイルスと私たちの社会」関連年表 |
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[著者プロフィール・森達也(もり・たつや)] 1956年、広島県生まれ。ディレクターとして、テレビ・ドキュメンタリー作品を多く製作。 98年オウム真理教の荒木浩を主人公とするドキュメンタリー映画『A』を公開、ベルリン映画祭に正式招待され、海外でも高い評価を受ける。2001年映画『A2』を公開し、山形国際ドキュメンタリー映画祭で特別賞・市民賞を受賞する。 11年『A3』(上下巻、集英社文庫)で講談社ノンフィクション賞を受賞。 現在は映像・活字双方から独自世界を構築している。16年に映画『FAKE』、19年に映画『i-新聞記者ドキュメント-』で話題を博す。著書に『死刑』(角川文庫)『「自分の子どもが殺されても同じことが言えるのか」と叫ぶ人に訊きたい』(ダイヤモンド社)『ニュースの深き欲望』(朝日新書)、『虐殺のスイッチ』(出版芸術社)など多数。 |
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