京都発大龍堂:メール マガジン通巻 533号
「復活市」〜いらないモノはタカラモノ〜
日時 :10月13日(土) AM10:00〜PM5:00(雨天14日順延 14日雨天決行)
場所 :知恩寺(今出川東大路 北東角) 注)車での来場はご遠慮ください
主催団体:復活屋(環境青年NGO「SAGE」、山仕事サークル「杉良太郎」NPO法人「古材バンクの会
の3団体で構成されています。)
近年、われわれは大量消費社会において使い捨ての時代を生きてきました。その社会体制が転換期を迎え、再生・再利用がさけばれて久しい今、私たちは地球資源をどのように利用し、活かしていけばよいのでしょうか?義務感や責任感をもって資源と付き合うのではなく、自分自身の手でその資源に触れることによって自然と意識も変わってくるのではないでしょうか。
今回の復活市では古材・間伐材・竹廃材などに目を向け、それらの資源に実際に触れでものづくりを体験してもらうこと・できた作品を持ち帰ってもらうことによって楽しみながら資源と付き合う方法を見つけてもらう機会にできればと思います。
復活市では何をするの?
●ものづくり
材木用の木を間伐したときにでる間伐材や、木造建築を取り壊したときにでる古材、商品価値のなくなった竹材などを来ていただいた人に安く提供し、会場内に設けた木工スペースでCDラックや棚、椅子などを作ってもらおうというものです。当日、用意されている工具、機械などを使って自分の作りたいものを作ることができます。
当日は木工指導の方もお招きします。分からないことがあれば尋ねてみましょう。
●セミナー
私たちが普段使っている身の回りの資源について考えましょう。
1.「身近な木材を使った建築と暮らし」13:00〜
→木材を商品として取り扱い、木の浴槽や家具、建築をてがけてらっしゃる講師の方に最近
「人と環境にやさしい」として注目されている木造建築についてお話をしていただきます。
2.「知恩寺堂内拝観ツアー」14:00〜
→復活市の開催場所である「知恩寺」を講師の方がツアー形式で案内してくださる楽しい企画
です。阿弥陀堂、釈迦堂、本堂の3つのお堂を実際に見てまわりながら重要文化財の保護などを
手がけてらっしゃる講師の方に社寺建築、文化財のことなども含めて伺います。
3.「きのこと貿易〜森ときのこと貿易の関係について〜」 15:00〜
→私たちの身のまわりにあふれている林産物。家具、紙、きのこ…。そんな身近な「きのこ」たち
は主に外国から輸入されています。きのこの故郷、貿易の話も交えながら世界の森林の状況を分かりやすくお話いただきます。
●フリーマーケット
出展者の手作りの品、何かを「復活、再生」させたものを販売するお店が並びます。
竹細工、北山杉の椅子、染物、やなぎで編んだかごなどの個性的なお店があります。
●復活作品展示会
間伐材、竹、流木などを使った作品の数々が展示されます。
●オーガニックパーティー
手作り野菜などを使った美味しいごはんを食べながらその日に作った作品についてetc…自由に語りあいましょう。
「いらないもの」として普段、かたづけられてしまっているものたちは、少し私たちが目をむけ、新たないのちを吹き込んでやることで、ひとつひとつが大切な「タカラモノ」になる可能性を秘めています。このイベントがそういったことに気づいてくださるきっかけとなることを願っています。From 復活屋
問い合わせ先
小原(代表)
tel/fax 075-464-5144
090-9625-0331
e-mail:ps007018@sps.ritsumei.ac.jp
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